相模原市で光沢の輝く屋根塗装
相模原市南区で行ったコロニアル屋根の塗替え風景。
施工前は、とにかくコケがびっしり生えている状態でした。写真を撮りに屋根に上った弊社の代表も、撮影中に足を少し滑らせてしまったほどです。ツルツルというよりは、ザラつきで滑ってしまう感じですね。このコケや汚れを水洗いでしっかり洗い落としてから塗装開始です。付着物があると下地と塗料の密着不良が起こり、塗膜が剥がれやすくなることがあります。入念に洗浄後、濃厚塗料で3度塗りして肉厚な塗膜に仕上げます。屋根は外壁と違い、遮るものが少なく雨や紫外線が直に降り注ぎます。その分傷みやすくなりがちなので、耐久性のある厚膜でがっちり保護してもらうことが大切です。
屋根材にはご覧のようにコケが一面に発生していました。いろいろなお宅を見てきましたが、ここまでの状態というのは珍しいような気がします。もうひとつ、雨押さえ(棟押さえ)を固定している釘が抜けて出ていました。年月が経過すると釘穴のゆるみなどで飛び出ることがあるので、塗装前に打ち直しておきます。
最高150キロ圧が出る高圧洗浄機のジェット水流で、家全体を水洗いして汚れや付着物を落としました。スレート(屋根材)の一段ずつに水流を当てて、削り落すような感覚で洗浄です。洗い終えた状態は、弱っていた古い塗膜も落ちてスッキリしていますね。
今回は遮熱塗料を使用しての塗替えでした。どのような塗料でも先ずは、下塗りから開始です。たっぷり塗布して下地と塗料の密着度を高めます。いわば接着剤のような役割を果たして、塗膜を剥がれにくくさせます。
その後、中塗りと上塗りで塗膜に厚みをつけて仕上げていきます。ローラーにたっぷり塗料を含ませて転がしますが、気を付けないと厚みにバラつきが出てしまいます。均一な塗膜になるようにローラーをしっかり縦横に転がして完成です。
太陽の光を反射して、とても艶やかな屋根に仕上がりました。