相模原 町田 座間 ALC外壁塗装

13/11/21

厚く塗装しても起きてしまったトラブルの対処法

塗装10年経過時に塗り替え施工を行い、その塗装後5年ほどが経過した家の破風板から厚みのある塗膜が剥がれ落ちてしまいました。当時使用した塗料は水性シリコン厚膜シーラーに、一液ファインシリコンセラ。もちろん、塗料の品質などに問題はありません。私どもの施工もいつも通りのマニュアル施工を行って、悪いわけではなかったはず…では、何が悪かったのか?

触れるたびに剥がれ落ちてしまう塗膜は何が原因でこうなってしまったのか 調査を重ねた結果、原因は新築の際の塗膜に問題があったと分かりました。5年前に異常が見られなくても月日が経過することで劣化が進行し、素地から塗膜が剥がれてしまって、厚く塗り重ねて施工した分の塗膜も一緒に剥がれてきてしまったと考えられます。素地から剥がれてきてしまっては幾ら厚く塗り重ねても意味がありません。

「新しく塗装したのだから長持ちする」と信じるお客さんの期待を裏切らないよう出来る限りの施工を行った結果にも起こりえるトラブルの数々…今回は剥がれてきてしまった部分や後に剥がれそうなところを綺麗に除去し、徹底的に下地調整をし直した後に新しい塗膜を塗り重ねました。このように塗料や施工法などが悪いわけではなくて、月日の経過と言う避けられない劣化により、このようなトラブルが起きてしまうこともあります。

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